エンディングが無くても泣くんじゃない


エンディングは目標であり、目標はルールである、すなわち、エンディングはルールといえると思います。ではちょっと堅苦しく”人生”なんて言ってますが。。
RPGとアドベンチャーには目標としてゴール地点であるエンディングが必要です。「ストーリーを正しく完結させること」がプレイヤーに与えられた課題であれば、それがゲームの目標になるわけです。
で、日本では解答が一つであることが理想的とされたり、目標が一つで減点方式がよく採用されるものですから、こういったエンディングありきの傾向もその一環だと思います。
とはいえ、近年のゲームでもエンディング重視でないものもいくつかありますね。
SIRENPS2)は全部終わっても繰り返し遊ぶ人は多いですし、ガチャフォースGC)などは2週目3週目どころか10週以上というプレイも多くされているゲームです(その上、OPもEDも必要最低限の簡素なもので、すぐにゲームが開始されるようになっている)。
ファントムブレイブPS2)などはクリアそのものよりもステージ内でのやりくりの楽しさがあり、おもちゃのようなものだと思います。
「メイドイン・ワリオ」シリーズは特にクリアなんてありませんが人気を博しました。
まだまだエンディング偏重とはならずにいろいろなゲームが出てくると思います。RPG自体がまだ不確かなジャンルで混沌としたものですからね。