アイドルマスターを10倍楽しむために その3

アニメアイマス4話について、追記しちゃいます。千早回だからというわけではないですよ。


アニメ『アイマス』4話 ウチの千早がすみません(後編) ただそのために/ウェブリブログ
こちらの記事で知った、↓の記事から紹介です。


プロフェッショナルが好き:アニマス4話から - 箱の外には

今回の第4話は千早メインだったんですが、それはおいといて、個人的にTVスタッフの描き方が良かった。

深夜番組っぽいノリの番組ですが、表現としてスタッフの描き方から伝えるものがあったんですね。でも、残念ながらそれは気づかなかった人が多いんじゃないでしょうか。スタッフの悪乗りっぽいところに、千早同様嫌悪感を感じました。

後半、彼は進行に徹し、アイドルとは一度も絡みません。アニメの尺的に巻きが入っているから、ではなく、調理シーンの止め画でワンカットも映っていない事から、意図的なものだと思われます。

カエルのぬいぐるみを手に、黒い姿でしゃべっていた人のことを言っていますね。うん、これも残念ながら印象としては最初の千早が「なにが面白いんですか!」と言っちゃった時の行き過ぎ感が強く、後半の出番の少なさからそのような転換をはかったことは感じませんでした。
これは、番組を見ているのが神の視点からではなく、テレビを通しての視点だったからではないでしょうか。番組としては、視聴者にそんな配慮をいちいち知らせることなく自然に進行させていきたい、そういうことがそのままメタな視聴者である我々にも気づかせなかったのです。
なんらかのメタ要素をメタを使わずに伝えるのは、映像娯楽では難しいんですけどね。小説なら描写の説明に混ぜ込んで、読者に知恵をつけてしまえる。


千早に対して「仕事を舐めんな」というコメントがちらほらありました。与えられた仕事をこなすだけの職業ならそうなのでしょうけれど、芸能活動、アイドル、如月千早としての仕事という点においては、自分の魅力を売り込んでいかなくてはいけません。歌があるほうが良いだろうなと思うのです。千早の良さは、普段みせないような可愛らしさをみることだけではなく、やはり歌こそ真骨頂なのだと。「新人なのだから言いなりになれ」とは言えない。
ええ、もちろん、なぜ千早が歌手ではなくアイドルなのか、その点を描いてほしいなと思います。いつか、出てくるんじゃないでしょうか。


ラスト、プロデユーサーが言う「俺、まだ、みんなのこと、ぜんぜん知らないんだな」ってセリフは、視聴者に対しても「キミたちも千早のこと、アイドルたちのことをまだ知らないんだよ」ってことでもあるのかもしれません。
ゲームで知ってるつもりでも、アニメの設定はどうなのかまだ知りませんからね。
そう、今後に注目ということなのです。



関連
アイドルマスターを10倍楽しむために その2 - Try to Star -星に挑め!