スカイクロラは育成タイプシューティングゲーム

ネタバレ注意
映画のネタバレを含みます。この先は、映画を観てから読むようにしてください。
キルドレは年を取らない
「戦死しない限り、死なない」という劇中の言葉が多くを表している。
ゲーム内での進行は、キャラクターの老化(成長)を無視するもの。変わりに、能力的成長、経験的成長は表現される。
・繰り返すストーリー
次々に出撃任務をこなし、1週目を終えて、ひとつのエンディングを迎えたとしても、また2週目をはじめたとき、最初に観たお話と同じことを繰り返す。この繰り返しを表しているかのような印象がある。死んでも、またその人の意志を引き継いだクローンのような人物が配属される。そして、そのループの違和感に気付いてしまったのが、優一。パイロットが戦死でなく別の要因で死んだことを感づいてしまった。こうした「世界の摂理」に関する要素を拾い集めるイベントを全てフラグとして、真のエンディングへの道となることも見える。


・最終ボス『ティーチャー』
まさに、真のエンディングへの鍵。これを倒せるのは、わずかなプレイヤーだろう。幾度の出撃の最中に、「ティーチャー」との遭遇のチャンスがあるだろう。そこで与えることができた損害により、最終戦での「ティーチャー」の戦闘力が減少されるとか、そういう要素もあるかもしれない。


こうしてみると、スカイクロラが育成タイプのシューティングゲームのように外側を構成されていることがわかる。機械があれば、繰り返し見ることでもっと楽しめる要素がみつかるかもしれない。