演出的な能力発動のルール

漫画、アニメなどで、一般人だった(あるいは役立たず)キャラが、突然能力に目覚めてピンチを切り抜けるというシーンがあります。
・第1話あたりで、主人公が事件に巻き込まれてゆく上で、能力の発動が演出される。
・能力者同士の戦いで、今までの能力では太刀打ちできない敵が現れたとき、新しい能力に目覚めて勝利する。
・それまで脇役だった人物が能力に目覚めて、戦いに加わる。
こういったシーン演出を意識したルールとして、以下を考えました。
 
能力:
・基本的な能力以外(一般的な能力を含まないということ)
・例外的な効果を発揮する(ある特定の効果を限定)
・発動に条件がある
・発動条件を満たし発動すると、必ず効果を発揮する。(能力の発動に失敗しないということ)
 
能力発動:
初めて能力を発動するまで
・事前に能力を決めておく(GMとの相談、他のプレイヤーとも相談しておく)
・能力を発動したいシーンになったら、発動を宣言。
・能力発動宣言し、許可されたら、発動の条件を一つ設定する。
・発動の条件は、そのシーンで起きていることや関連することから選ぶ。(つまり、発動の理由となるものがあるから発動できたとする)
発動した後
・初めて発動した後は、そのセッションでは二度と発動できない。(隠された条件を満たしていない、と考える)
・次のセッション以降で発動したいシーンになったら、発動宣言
・許可されたら、また新たな条件を一つ設定する。これもそのシーンで起きていることや関連することから選ぶ。
・発動条件が増えると、1セッションで発動できる回数も増える(条件数:発動回数 1つ:1回、2つ:2回、・・・)
 
例)
能力:
使い魔を呼ぶ
 
場面:
友達が怪物に襲われそうになっている。しかし、自分はまだ修行中で、能力も使用できない。
 
発動宣言→許可された
 
かつて、自分の母親が亡くなったときのシーンを目の前の状況に重ねる。このままではいけないと、助けたい一心。
発動条件に「助けたい」を設定。
 
発動→演出→使い魔召喚→怪物を倒す
 
 
なお、これだけではゲームに使用できないので、あとで別のゲームルールに付け加える形で実用してみたいと思います。
まずはアイデアのみ、ここまで。