ダンジョン&ドラゴン2 よい冒険!ゲームっぽさ!そしてダモダーは!?

昨日観てきました。よかった!前作と違ってD&Dらしい要素が満載!
 
前回、魔術師であるダモダーは上司の魔術師に呪いで悪事を強要されていました。しかし、その呪いは、「アンデッドになる」という効果も持ち合わせていた、ということのようです。あれから100年、呪いから受ける苦痛と死ぬに死ねないストレス(?)から、「復讐だ!師の子孫たちに復讐してやるぅぅッ!!」っと、邪悪なマジックアイテムを探していたようです。
よりによって見つけたのが「邪悪なドラゴンの力を封じた宝珠(オーブ)」でした。これひとつじゃ、優秀な魔術師たるダモダーにとっては「ちょっと強くなっただけ」でした。そこで、「ドラゴンを復活させちゃえ」と思いつき、やっちゃったんですね。。
 
こんなことがあってから、この映画が始まるわけです。ああ、ダモダーよ。比類なき魔術師ダモダーよ。なにか忘れていないか?うっかりもの、天然なんですかね。ドラゴンに関わると、ろくなことがないような気がする。
 
ゲーマー的みどころは、魔法がたくさん見られること。今回は魔術師が複数出てきて、魔法が鍵となるストーリーです。マジックミサイルやファイヤーボール、ライトニングボルト、テレポート。テレポートなんて、ゲーム的な「ルール適用」をしていて、いかにもTRPG的な解決方法がされていたので、それも面白かったですね。
 
魔法だけじゃない。シーフ(ローグ)の人がとても味のある役どころでした。トラップの解除、謎解き、キャラクタードラマの関わりも面白かった。キャラといえば、前作はほとんど子供のような人ばかりでしたが、今回は皆、大人です。で、シーフの人はおっちゃん。いやほんとにいいキャラなんですよ。
 
マスター、変態です。変態中の変態です。ダモダーはそういう変態です。冒険シーンの合間に、「一方その頃、ダモダーは・・・」というシーンが入るのですが、下僕の者と「変態な」楽しみに興じていたり・・・。一般上映をされない理由は”これ”か?
 
総合的に「よかった!」なんですが、思い返すとやっぱり「ツッコミどころ」がいろいろあるような気がします。特にダモダー関連は。ぜひゲーマー仲間で見て欲しいですよ☆