ゲームマスターの楽しみ
テーブルトークRPGのゲームマスターの醍醐味は何か? 思うに、情報管制がある。
大いに賛成し共感したします。以前私も同様のことを書きました。
参考:
ゲームマスターの役割とは、ゲームの進行役としてでなく、実はプレイヤーたちを駒に見立ててそれらを動かすゲームともとれる、というわけです。
さて、「ゲームマスターの醍醐味」と言っているのですが、同時に「TRPGのシナリオにオリジナリティなどいらぬ」ということをおっしゃっています。
TRPGのゲームマスターの楽しみは、オリジナルな自分の世界と物語を見せうることである、という説明を聞いたことがあったが
中略
ゲームマスターが提供する情報は、それ自体は、それほど価値のあるものではない。ないくらいで、いい。
なぜ、「それほど価値のあるものではない。」のか、その説明がありません。そう言い切る理由が知りたいところです。
私は「オリジナリティ」はそれもまたGMの楽しみの一つだと思っています。小説やマンガ、絵描き、などの創作の楽しみの一端を手軽に経験できて、その反応を直に受け取ることができるという点が他より優れていると思います。
同人誌や同人アニメを作り、それをコミケに売りに行き、そういう苦労をしても、「その感想がもらえるかどうか」は、比べるまでもないですね。
小劇場にて芸を披露するのと、同様の手軽さ、といいましょうか。でも、小劇場と違って、観客は知らない人ではなく友人知人ですからね。
世界にひとつだけの、「我が友にだけの特別なストーリー」というのが可能なのですから。
※注意:TRPGは個人の制作物の発表の場ではなく、「みんなと一緒にゲームを楽しむ場」です。オリジナリティ溢れすぎるシナリオで、プレイヤーを置いてきぼりにしないよう注意したいですね。