あ、あれはまさか・・・!!知っているのか、雷電!!

http://d.hatena.ne.jp/tryarks/20050730#1122651387
シナリオに、マニア設定を使用してよいか、とか、常識の違いとか、そういう話です。
TRPGは結構知識がないと遊びにくいゲームになってしまいます。シナリオの傾向を、知識レベルをどこに合わせるか、初心者でも知ってるようなことを中心にするか、このゲームのリプレイや小説の情報を交えていいのか、そういう問題はつきません。
クトゥルフの呼び声などは、小説を読んでいる人はたくさんいるかもしれません。でも、私は小説やルールブックにある「有名な怪物」は滅多に出しません。知っていると恐怖が薄れること、知っていてもプレイヤーの知識とキャラの知識を別にしてほしいこと(でもこれを守られることは少ない)、小説とゲームで恐怖に違いがあること、などが理由です。
とはいえ、やはり知識が活かされるようなシナリオもやってみたいものです。そういうときは、参加者全員の知識レベルを同じくらいにしておかないといけませんね。
でも、それと同じ楽しみを得る方法は他にもあります。
キャンペーンシナリオをやることです。身内にだけわかる、特別な知識の共有。それはキャンペーンの後半に行くほど増していきます。やはりキャンペーンシナリオこそTRPGの真骨頂でしょうね。