「島本和彦はひとのこといえるのか問題」について、島本マンガファンの俺が書く!

まずはこちらを見てほしい。↓
2008-02-08
 
見ただろうか。
さて、id:mimizuku004さんがこんなことを書くなら俺も書かねばなるまい。
(炎尾の後ろに現れる、流れ星超一郎あたりを想像してくれるとわかりやすい)
 

(ファンだという編集がマンガを依頼するが、「どんなマンガを?」という質問にしどろもどろになってしまった件について)
漫画家の過去の作品にとらわれるな!
 
マンガ家は常に――新しくなっていかないとダメなんだよ!!
打ち合わせってのはなぁ・・・
 
お、出たっ炎尾の打ち合わせ理論!毎回言うことは違うけれど

そう。毎回言うことは違うけれど。そういうこともあるけれど、いい事いうなぁ、島本は!
まあこんな感じで受け取りましたよ。
島本を知っているいないに関わらず、余裕を持って話を読み取ることができない人は、
 
島本和彦はパロディを含んだ作風だ
 ↓
島本「パロディでなく自分でつくれ!」
 ↓
お前に言われたくない
 
こういう流れなのだろうな。しかし、そこで思考を止めてしまうのが浅はかだと思う。
その先がある。
 
島本和彦はパロディを含んだ作風だ
 ↓
島本「パロディでなく自分でつくれ!」
 ↓
お前に言われたくない
 ↓
島本「確かにそうだが、『俺のことは棚に上げてでもお前に厳しくありたい!そうしなきゃならん!大人だから!!』
 ↓
おお!立派だ!立派だけどどこか情けないぞ
 
こうなる。これが島本スタイル。だと思う。
 
俺は島本マンガのファンではあるけれど、島本和彦本人はあまり好きでないところがある。
うっかり、つい、やってしまう。そういうところが『自分を見ているようで辛いんだ』
 
まあ以前にもこのようなうっかり「まさかあれが記事になるとは」ということがあったと思う。吼えペンでも似たようなことは何度か取り上げられている。
・テレビや雑誌のインタビューは信用できない。都合のいいところだけを使われるから。
・テレビ出演は疲れるばかりで結局得をしない
・おいしい話には理由がある(失敗するオチが待っている)
こんな感じで何度かネタにされてるが、それにも関わらず、ひっかかる!
しょうがないなぁ、島本はー。
 
まあ今回の一件(島本和彦はひとのこといえるのか問題)は、論考というほどでもなく、ちょっとした話題に触れたコラムで、それがまるでゴシップ記事のように誤解されて膨れ上がってきたとも感じる。だからid:mimizuku004さんが落ち着いて「思いつく限りの罵倒と皮肉で埋め尽くしてやろうかと」を封じたのは大正解だったようだ。
だから俺もこれ以上は止めておく。
 
まとめると、島本が他人に意見するとき、それは自身のことを棚に上げて、全力で親身になって叱るのだ。

いいか・・・わかるか・・・殴られたお前の痛みよりも・・・
殴った俺のほうが何倍も痛いんだぞ!!
 
おれはお前を殴っているんじゃない!!おそらく俺自身を殴っているんだ!!

というニュアンスで受け止めることだと思う。
 
このエントリも俺自身「島本和彦と知り合いでもなく、本人をよく知りもしないのに」勝手に解釈して書いてみた。
でも、気持ちとしては本気だからな!
 
追記:
一応断っておきますが、元記事である島本和彦はひとのこといえるのか問題。 - Something Orangeこの記事の筆者さんを攻撃することが目的ではありません。また、皆さんも筆者さんを責めるようなことのないようお願いします。
勘違いや無知などというものはよくあるもので、それを指摘しても罵倒は必要ないですよね。
昨今のニュースは芸能人やスポーツ選手を叩くゴシップばかりになっていますが、そんな責めてもどうなんでしょう?野次をとばしたいだけ?また、誤報だった場合には、あたなは時流にのっただけということがバレ、恥ずかしいことになりますよ。