おなかいっぱい、キャラ設定盛りだくさん


ふぅむ、まあアニメのムックには制作側の資料も含まれているだろうから、作中で表現される予定・目標の設定などがたくさん書いてあるのもさほど不思議ではないかなと思います。しかし、問題なのは、アニメ誌に書いてあるほう。あまりにもキャッチな設定。そしていつもの声(特に青二プロ関連ががが)。またかよ。そういう気持ちもあります。
世の中、個性の時代とかいいながらブランドや流行にしがみついている人ばかりです。一定のサイクルで流行を使いまわせば、若い人には「新しい」ものと見えるわけで、その世代を中心に売れば、騙し騙し使いまわし続けることができるでしょう。
さても、ゲームでも設定過多の場合があります。RPGの流行から、ゲームには背景となる世界やストーリーがないとウケナイという認識が生まれました。(実際は携帯電話のアプリなど、ストーリーのかけらもないオセロや麻雀、落ちものパズルなどが人気)
でも、キャラ設定があると、手にとってもらえたり騒いでもらえるんですね。設定が「いつもの」であると、安心するという人もいるでしょう。攻略本を買わないとRPGやらない・やれない人もいるでしょう。(だって取りのがしたらやる気なくなるじゃん。と、その人は言う)
冒険する奴は負け組みなんでしょうね。(この負け組みという言葉さえも、待ち負けをいつ決めるか、いつまでも負けではないはずとか、そういうことを除外して、「負けに入ったら一生抜けられない」と錯覚をさせる)
それでも、そういうのが嫌なら、人のことをとやかく言うよりも自分もガンといかなきゃ。本当の個性を見せてやるとか、キャラよりもゲームとか、設定なんかより感動とか、それを貫かなきゃ。
親や社会の仕組みから受け継いだものばかりではなく、自分で何か手に入れなきゃ。
受け継いだ人間、それを守るだけでは、勝てない。本当の勝利は違う、もっと貪欲にがむしゃらに、何でもやるものだ。