かつて「おもちゃ」を脅かした「ゲーム」の影は

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/10442/
おもちゃというのは、「ルールも目的もなく、ただひたすら自分の気持ちを満足させるもの」だと私は思っています。コンピュータゲームも、クリア目的でなく、「この面は曲がいいから」「この面の戦いがテンポがよくて楽しい」などというプレイをするならこれもまた「おもちゃ」でしょう。
みんなゲームから離れてしまっています。
努力するのはカッコワルイとでも思っているのか、ファッションとしてゲームをやってるフリだったのか、話題性のためだったのか、ともかく離れてしまっています。
目的がなく、ルールもさほどきつくなく、ゲームしたような気分になるソフトにはみんな飛びつくようですが、これも「おもちゃ」と同様でしょう。
そうして、「おもちゃ」本来のジャンルのものばかりでなく、ゲームから流れ込んできたものが「おもちゃ」として並びます。ファミコンブームから「ゲーム」が「おもちゃ」を苦しめていたのに、今では逆に助けているのです。
それにしても、ハイテクものは、やっぱり"男の子"が興味もつようですね。大きくなっても、"男の子"なんだ。