「向き不向き」というのはある。「好き嫌い」「良し悪し(善し悪し)」この違いは大事。


人によってゲームの向き不向きがある

このところ、ボードゲームをプレイする機会が多いのですが、この一年くらいで100以上ものボードゲーム(カードゲームも含む)をプレイすると、様々な要素のゲームに出会い、その要素によっては自分に向き不向きがあるのを感じました。
戦略・戦術、交渉、管理、度胸、計算力、etc...
ゲームごとに違うので、要求されるプレイは違うのですが、やはり自分の得意とするプレイスタイルからはなかなか離れられないもので、その差が勝敗に出てしまうことがあります。
TRPGでも、近年は様々なルールが増えてきました。世界観もルールに含めるとなお、向き不向きがあると思います。

「貴様、俺様(が愛好しているゲーム)にケチつけんのかっ!?」と胸倉掴まれた経験がある

うーむ、「良し悪し」と「好き嫌い」を混同している人がたまにいますよね。
『このゲームのルールは優れている、だがこの世界観は嫌い。』というのなら分かり合えるのですが、『このゲーム、世界観が嫌いだ。クソゲーだ』というのでは、一方的な切り捨てで敵対します。
たかが好き嫌いの違いを善悪にすり返られるのは困ります。
近年の「ゲーム=悪」とか「オタク=悪」という風評がそうですね。
このブログでは何度も言ってますが、「好き嫌い」と「ものの良し悪し」は分けて考えなくてはいけません。正当な評価というのは、それが大事です。さらに、人と共感すること、人と理解しあうこと、これらにおいても大事です。様々な趣向の人が同じ世界で生活しているのですから、「好き嫌い」ぐらい許しあいたいものです。