プレイが止まってしまう状況・原因の話

RPGコラム 『うがつもの』: TRPGがたどった問題点たち 〜ScoopsRPG記事プレビュー〜
最近、TRPG年数だけ重ねて、プレイ回数はたいしたことないのかな、と反省しているにゃあです。で、いろいろプレイしている人の話をネットで探してみているのです。
今回、TRPGのプレイの破綻する原因の分析ですね。

1:プレイヤーのゲーミング偏重・ゲームプレイング不足、GMストーリーテリング偏重・マスタリング不足が引き起こす乖離によって、どちらか乃至双方がゲーム資源の中途枯渇を起こしゲーム続行が困難になることから発生するトラブル(第1期トラブル「乖離」)
2:プレイヤーの能力不足・意識低下から引き起こす吟遊詩人GMと観客プレイヤー状態が引き起こすGMのストレス増加、それに伴うGM人口の低下というトラブル(第2期トラブル「空洞」)

3:予定調和による「王道」を目指すプレイスタイル故に、1回のプレイでてぎる多様性の幅が狭く、遊び手は「色々なことをしたい」という欲求を消化しきれずにどん詰まりを起こすトラブル(第3期トラブル「王道」)

ストーリーとゲーム、どちらに向かうか。そう、やっぱりゲームでありながらストーリーを無視できないのがRPGなんですよね。
2番の問題に関しての説明で気になったのは、
「何の準備もしない、聴衆プレイヤー」
これは重要なポイントかもしれません。GMはシナリオを用意する。では、プレイヤーは何を用意するのか?これは新しいシステムへの手がかりになりそうです。うーむ。
D&D以来、様々なシステムが世に出てきたのですが、大まかにわけて2つになってしまうのは寂しいですね。
D&D系とFEAR系。ゲームプレイによりストーリーが形成されてゆくもの。ストーリーがあって、それを元にゲームするもの。
それぞれ長所短所があるわけですが、まだまだいろいろ面白いシステムがでてくるといいなと思います。うん、自分でも作るぞ。