ネタ

ジョニー:犯罪のニュースが増えて、物騒な世の中って感じになってきたな。
グレイ:ほんとにもう、困ったもんです。でも、不意に暴れたくなったりしません?なんかこう、『やってられないぜ!』って気持ちになったり・・
バキッ!
グレイ:痛っ、、何をするんですか!?
ジョニー:いいか、その諦めの気持ちが伝染して広がっていくんだよ!今、お前がここで食い止めないといけないんだ!
グレイ:むちゃくちゃだなぁ。でも、ついため息をついたり、愚痴のひとつも言いたくなるじゃないですか?犯罪に走らずに気持ちを治めるには、何かいい方法ないですか?
ジョニー:うむ、まずはそれをシナリオにしてしまうんだ!不幸やピンチに、逆境に陥った主人公。そこから始まるストーリーを作ってしまえ!
グレイ:シナリオったって、そんな。小説でも書くんですか?
ジョニー:シナリオといったらTRPGのシナリオに決まってるじゃないか!バカもん!!ゲシッ
グレイ:ひぇぇ、やっぱり〜!
ジョニー:俺は、明日の食い物がなくて親戚の家を巡ったことがある。そのときの惨めさ、辛さから、いっそ強盗でも!と思ったことがある。
グレイ:本当ですか?!
ジョニー:本当だ!それでセキュリティのなさそうな場所を調べ、完全犯罪を計画した。
グレイ:ご、ごくり・・・。
ジョニー:しかし、実行しなかった。計画を考えるのが面白くなってきたんだ!そう、バリエーションを増やし、制限された環境で失敗の許されないアクション。それを考えているうちに強盗なんてどうでもよくなってな。シナリオを書くことで、犯罪に走らずにすんだ。ゲームに救われたんだ。
グレイ:おお〜、なるほど!よし、俺もシナリオ書くぞ!まずはあいつにひどい目にあわせてやる!
ジョニー:うむ、書くがいい。それで気が紛れるならよし!だが、ゲームでも酷い目は程ほどにな。(プレイするのは俺たちだからな)