自ら挑む逆境に、人は力を貸そうとする

今週の少年サンデーに載っていた、GOLDEN☆AGEの話。

たやすい事に誰も手を貸してなんかくれないさ。
誰もが無理と思える程の目標に挑んでいこうとしている時、
はじめて人は力を貸してあげたくなるのさ!

 
県大会で優勝し、全国大会出場が決定。いままで弱小チームだったサッカー部。
これは逆境ナインとそっくりのシチュエーション。
パクリとかそういう話をするんじゃない。勝負の世界では、時折起きる奇跡の舞台が整ったということ。
初出場で初優勝というのも、ありあえる世界。
 
話を戻すと、そういう無理と思われるようなことに挑戦することになって、でも練習できる環境がない。
これ以上力をつけるためにはコーチも必要だし、グラウンドの端っこでは本格的なゲーム形式の練習はできない。
そんなところへ、今までの大会で勝ち抜いてきた強豪チームの選手たちがやってきた。
「仮想Jr.ユースで練習すんなら元Jr.ユースの俺を相手にしろっての」
「俺たちも練習相手になってやんぜ」
続々と集まる、県大会の名選手たち。
 
県大会を前に、サエグサ杯というものに参戦する。「プロの卵たち」も参加する大きな大会だ。
そんな大きな大会で、しかも今まで無名の弱小チームが挑戦する。
同じ県の代表だからというのもあるだろう。
野球部(?)もサッカー部に「もっとグラウンド広くつかっていいぜ」と。「そのかわり全国大会頑張れよ!」
 
チャンスをつかんだ人には頑張ってほしいと思うもの。
自らの怠慢による不幸には誰も同情もしちゃくれない。しかし、大きな目標に挑戦するということ、その上での逆境には、人は手を貸そうとする。
 
そういうことだったのだ。
 
逆境ナインで、なぜあんな無理な要求「甲子園優勝」などにチーム一丸となったのか。あのマンガでは説明不足だったものが、今ここで解明された気がしたので記事にしました。