ゴーストハント ファイル3 放課後の呪者 #1 多すぎる事件

学校の怪談やうわさ話の域を越えて事故まで起きている。こっくりさんを行ったことから狐つきではないかという者もいる。ある特定の席に座る子が、事故に遭って、それ以来その席に座る子が同じような事故に遭うという。他にもまだ。
どこから調査すればいいやら・・。
 
今回また学校が舞台です。ただ、前回と違って事件の数が多いのが特徴。いきなり100件以上の報告がある、この学校は、呪われているのか?でも真砂子は霊はいないという。 
ドラマの取っ掛かりが面白い話です。
 
毎回同じパターンで「事件調査の依頼→調査→除霊失敗→新事実の発見→真相」という繰り返しではない、というわけです。まあこのパターンというのはいくらでも使いまわせるのですが、コアなファンからすれば「薄く引き延ばしすぎ」とも感じるもので。その点ゴーストハントは、まだまだ足りない!と思うくらい「濃厚」です。
 
おまけ:
超能力≠スプーン曲げ
手や指の力で曲げるのでなく、物質に働きかける力を使う。小さなものを動かすとか、動的な効果を及ぼす超能力です。
ゴーストハントでは、霊能力も超能力と同様の要因であると考えられているようです。量子論によれば、全ての物質は波であり粒である、そうした特性があるとのこと。生物である我々が、そうした波や粒に働きかける手段を持てば、超能力であり霊能力にもなるでしょう。
超能力ブームというのがありました。そして、その番組の影響で超能力が発現した人も結構いたようです。しかし、一過性のブームの中で、超能力を否定する動きもありました。ブームが去り、その否定するものが残り、現在も「超能力は存在しない」ということになっています。しかし、「目の前で起きたことまで否定・なかったことに」してはいけません。いかに信じられないことでも、自身の目で見たことまで否定してしまうのはいかがでしょう?都合の悪いことは無かったことにしてしまうのは良くないでしょう。
 
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