いろいろ考えるのよ。大人だから。

ゲームって遊んでそれで終わり、じゃなくなってきた。友達とゲーム議論になることもあるし、ゲームの考察を意識している雰囲気が多くなって、ただ遊ぶことではなく、その楽しさってなんなのかとか、ここが悪いとかこうすればいいとか、アイデアも交えたりする。
ゲームする時間が減ってきたわけでもない。むしろ、ゲームをする時間をできるだけ作るようにしてきている。だからいわゆる「ゲームプレイ時間が減ってきたから内容の濃いプレイを」ということでもない。この感じはなんなんだろう。
最近やっているゲームとは、ボードゲーム&カードゲーム。コンピュータゲームもやってるけど、サイレンとガチャフォースPSOガンダムカードビルダーぐらい。(多いほうか?)
でもまあ、年間のゲームプレイ時間ではPSOを除けば、ボードゲームが多いかな。多くのゲームをしていると、ゲームのコンセプトやゲーム理論とかそういうコ難しい事もなんとなく解るようになる。シャドーハンターズは何故つまらなかったのか。物足りなかったからじゃないか?期待が大きかったから?なんだろうね、ゲームの面白さが許容範囲が広がるんじゃなく、範囲が変ってきたのかな。
ゲームの終わった後で回想戦ができない人、勝ち負けだけにこだわって手段手法に対する研究を毛嫌いする人、『負けるリスクを回避』しながらも『勝つチャンスも逃す』ことを良しとする人、そういうのがちっぽけに見える、というと言い過ぎかな?
勝っても負けても楽しめる、そういう雰囲気を楽しむだけでなく、一緒にゲームして『二度とないシチュエーションが思い出に残る』というのがいいな、と思い始めた。
そうか、TRPGは「勝ち負けがない」のでなく、「負けも許容できる」というプレイこそがロールプレイの真実なのかも。
いろいろ考えるよ。もう「なんでも新鮮で、なにやっても楽しい」という子供の時期を過ぎたのだね。