スランプのときは・・・

ジョニー:ダメだ!書けない!
ジョニーは明日、GMをすることになっていた。しかし、シナリオはまだできていない。まったく一行も書けてない。
ジョニー:なぜだ、なんにも思いつかん。俺の脳はどうかなってしまったのか!!ええい、過去のシナリオの焼き直しでもいいか。
バサッバサッ
古いノートやプレイ時のメモ、その他の入ったファイルを漁るジョニー。順に見ていくが、時間ばかりが気になる。
ジョニー:だめか・・・!そうだ、あの本なら・・。
本棚の本をまとめて取り出し、一冊の本を探し出す。タイトルは『やっぱりRPGが好き!』
ジョニー:う・・・、こっちじゃない。もう一冊のほうか。
また別の本を探し出す。『それでもRPGが好き!』
ジョニー:これだ!よし、読むぞ!
『それでもRPGが好き!』この本は、昔、RPGがだいぶ賑わっていたころ、その頃は有名だった「冒険企画局」の近藤功司氏が書いた、TRPGに関するコラム。TRPGって面白い!ということをビシバシ伝えてくる内容。これを読んで、楽しかったプレイを思い出すと、自然とやる気に満ちてくる。アイデアは、自分の頭に埋まっている。掘り当てるための探知機が作動すれば、そこそこのシナリオができあがる。そのあとはプレイする相手しだい。戦闘をメインにするか、交渉でのりきるチャンスを多くするか、得意のホラー要素を使って押すか・・・。
ジョニー:よし、読んだぞ!フフフッ、待っていろよプレイヤーどもめ!
そしてまたジョニーはみごとにシナリオを書き上げ、最高のプレイが楽しめた(?)そうだ。