ゴーストハント ファイル3 放課後の呪者 #3 ナル!どうしたっ、ナル!

真砂子が階段から落ちた。そして調査中に麻衣までもが古いマンホールに落ちてしまう。助けようとしたナルと一緒に。
つまり、ナル、真砂子、麻衣、3人が狙われてしまったのだ。
もはや猶予はない。答えを見出さねばならないときに、ナルが倒れた――。
 
事件は進展していません。今回はナルと麻衣のエピソードのひとつ、古井戸に落ちてからのシーンがメインでした。ナルの能力、麻衣の能力(のようなもの?)これらが紹介された、という回でした。
ファイル1と2は#3まででしたが、このファイル3は#4まで、つまり4回に分けて作るということですね。
正直言って3回でできる話ではないです。もちろん、ファイル1も2も、だいぶ重要なエピソードが省略されています。ゴーストハントは小説が最初で、それから漫画になりました。その漫画版を原作として、アニメが作られているわけですが、あまりに切り取ったところがありすぎて、初めて見る人には分かりにくい部分があるかと思います。ですが、原作の良さは次第に現れて来ています。エンディングのスタッフクレジットに、見覚えのある名前がいくつか出てきたいました。底上げがなされたのでしょうか。さても、今後のゴーストハントの行方もうかがわれる次回、楽しみです。
 
おまけ:
漫画版と違う、表現の変化やセリフの違い、セリフを言う人が違うとか、シチュエーションがちょっとずつ違っています。おかげで、推理ものにとって大切な、伏線や印象が変わってしまっているところが多いですね。残念なことです。
漫画版では、超能力や霊などのオカルト話題になると、現実にいる有名な超能力者や研究者の名前がいくつも出ていました。テレビではいろいろ都合が悪いのでしょうか、そういった名前はでてきません。とっても重要なあの人の名前も出ていないので、「そこまでのエピソードの回までやるつもりがない」からなのでは、と疑ってしまいます。
 
前回の感想はこちら→